この記事では、Mリーグにおけるルールについて解説しています。
麻雀ってタイトルやリーグ、地方なんかでルールが違ってわからなくなることってありますよね!
また、最近麻雀に興味を持ち始めた方にとって、麻雀のルールって難しそうって思っている方も多いはず!
そんな僕も、麻雀を始めたての頃はルールもわかりませんでしたし、地元ルールに戸惑ったりした記憶があります。
Mリーグにおけるルールについて知っておけば、これからのMリーグを更に深く観ることができますよ!
Mリーガーである選手たちはこのルールを使って戦略を練っているのでより一層、選手たちの思考にも近づけるはずです!
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Mリーグの公式ルール
Mリーグの公式ルールについては、Mリーグの公式ホームページに詳細が記載されています。
公式戦ルールは全9章まで及んでいますので、この記事では公式戦ルールの中でもMリーグを観戦する上で特に重要なルールをご紹介します。
重要なルールとしては、
- 自動配牌卓の使用
- 東南戦、25000点持ち、30000点返し
- ありありの一発、裏ドラ、赤牌あり(3枚)
- ウマは+10,30(同着の場合は順位点は分け)
- トビなし
- ダブロンなし
- チョンボが20000点相当の罰符
- 審判制を採用
- 国士無双
- 聴牌宣言
- オーラス
- 流し満貫
それぞれについて説明していきますね!
自動配牌卓の使用
Mリーグでは、麻雀プロの試合では珍しく自動配牌卓を使用することをルール化しています。
一般的には全自動麻雀卓で山だけだして、サイコロを振り、4牌づつ取っていくスタイルが多いですが、Mリーグの場合は時間短縮のために自動配牌卓を使用しています。
おそらくABEMAでのライブ配信をしていることが理由だと思いますが、こっちの方が視聴者としては見やすいですね!
東南戦、25000点持ち、30000点返し
Mリーグは半荘戦です。
一般的な麻雀ルールである25000点持ち30000点返しなので、麻雀をやったことがある方にとっては問題ないと思います。
ありありの一発、裏ドラ、赤牌あり(3枚)
Mリーグでは、喰いタンあり、後付けありのアリアリルールです。
さらに一発、裏ドラ、赤牌(3枚)ありのルールとなっています。
競技麻雀慣れしている人にとっては赤牌アリのルールに慣れるまで時間がかかるかもしれません。
一般的には赤牌ありのルールで麻雀をすることが多いので、プロじゃない人にとっては普通だと感じるかもしれませんね!
ちなみに赤牌は5です。
手牌に3枚あったときには満貫以上が見えてしまうという何とも嬉しい牌ですね。
ウマは+10,30(同着の場合は順位点は分け)
Mリーグルールでのウマは10-30です。
つまりトップになると素点とは別に+30、2位なら+10が入り、3位と4位はその逆を失います。
トップの場合、オカも+20つくので+50となり、かなりトップの強いルールです。
ちなみに、Mリーグルールでは点数が同じだった場合は、順位点は分けとなります。
2人なら半分ずつ、3人が同じ点数なら3で割って、端数は起家に近い方が大きいポイントを取得します。
流局終了した場合のリーチ棒も同様に均等に分けます。
一般的には同点だった場合は、起家に近い方が優先される場合が多いのではないでしょうか。
トビなし
Mリーグでは0点以下のいわゆる箱下になったとしてもゲームは続行されます。
こちらはMリーグの公式ルールに記載はありませんが、Mリーグを視聴していれば気付きます。
さらに、箱下(マイナス点)であってもリーチすることができます!
このへんは一般的な麻雀ルールとは違うポイントでしょう。
通常、持ち点がなくなったらそこで対局終了となるルールが採用されている場合が多いと思います。
このルールによって、例えば箱下になっても対局の最後までチャンスがあることになります。
オーラスで箱下でも役満をアガルことができれば一気に逆転も可能なわけですね!
ダブロンなし
Mリーグでは和了者は1人と決められています。
万が一、同じ待ちで和了牌が被ってしまった場合は頭ハネとなります。
ダブロンありで行うルールの方が一般的ではありますが、Mリーグでは頭ハネです。
チョンボが20000点相当の罰符
Mリーグにおけるチョンボは、トータルポイントからマイナス20ポイントされます。
これは、1ポイント1000点で計算すると20000点に相当する罰符です。
一般的にチョンボといえば満貫払いが相場ではないかと思います。
しかし、Mリーグの場合は、そもそも麻雀のトッププロが集う場所ですので、チョンボに対する重みが違うルールになっています。
確かに麻雀プロに憧れて観ている視聴者からしたら、チョンボがあったら嫌ですもんね!
まぁ、もちろんプロといえども人間なので間違いはあるかもしれませんが、出来るだけ気を付けて対局してほしいですね!
審判制を採用
麻雀のルールでは異例かもしれませんが、Mリーグでは審判制を採用しています。
こちらについてはイカサマを取り締まるとかではなく、ポンやチーの発声タイミングやチョンボ、悪質なマナー違反について審判するという立場です。
麻雀界のトッププロが集う場ですので、あまり審判が必要になることもなさそうですが、逆にMリーグがそれほどシビアに競技麻雀をしているという表れでもあるのではないでしょうか。
国士無双
Mリーグは国士無双は役満として扱われます。
国士無双を聴牌していて、当たり牌を暗槓された場合はロンアガリできません。
聴牌宣言
対局時に最後まで和了者がいなかった場合は流局となります。
流局後は聴牌の有無について宣言する必要があります。
Mリーグ公式ルール
Mリーグ公式の聴牌宣言ルールでは、原則として親である東から南、西、北の順で宣言を行うことになっています。
これは、親が聴牌しているにも関わらず、周りの状況を確認したあとに聴牌宣言をすることを防ぐためです。
状況によっては、聴牌していてもノーテン罰符を払ってノーテン宣言をした方が良いということも起こりうるということですね!
Mリーガーの聴牌聴牌宣言を動画で説明
Mリーグでの聴牌宣言ルールについて詳しく説明している動画をご紹介します。
オーラス
南4局のことをオーラスと言います。
Mリーグのルールでは、オーラスで親の場合は親のアガリ止めなしというルールが採用されています。
聴牌止めについてもなしというルールになっています。
一般的にオーラスの親でトップである場合は、親がアガったり、聴牌した場合はそこで対局を終了することが多いです。
Mリーグではオーラスで、親以外がアガルか、親がノーテンだった場合に終局となります。
親のアガリ止めなしとは?
親のアガリ止めなしとは、オーラスの親がトップでアガっても終局しないという意味になります。
トップでオーラスの親である場合は、ノーテン流局や差し込みといったことも考えながら対局する必要も出てくるかもしれません。
これに関してはトッププロであるMリーガー達のそれぞれの戦略もあると思うので、このルールを知っていることで更に深い駆け引きを感じることができると思います。
流し満貫
Mリーグでは、流し満貫は認められていません。
各地方や雀荘などでルールがそれぞれある流し満貫ですが、Mリーグでは採用されておりません。
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まとめ
Mリーグは麻雀を高度な頭脳スポーツとして認知を確立させることを目的としているため、一般的な麻雀ルールと比べて特別なルールがいくつか存在します。
今回ご紹介したMリーグのルールは、Mリーグ公式戦ルールの中から特に重要な部分に重点を置いて紹介しています。
Mリーグを楽しく、そして更に深く、Mリーガー達の思考に近づくためにはルールの把握は不可欠です。
この機会にしっかりと把握しておきましょう。
2018年に開幕したMリーグも年々注目されるようになり、麻雀が世の中に少しづつ認知されるようになってきています。
Mリーグのルールは、一般的なルールと少し違う部分もありますが、トッププロ達が繰り広げる熱い戦いに今後も目が離せませんね!
Mリーグ2020については「エムリーグ2020シーズンの優勝者は?ランキングとMVP予想!」をご覧ください!